ショート目線が抜けない(三尊は認識できるが逆三尊は分からない)
ここ数年、ずっとショートオンリーで取引してきた。
だから、チャートを見ると「三尊」や「ダブルトップ」は認識しやすい。
厳密に言うと、よく言われている高値付近で形成される転換を示唆する三尊やダブルトップではなくて、下落が起こる直前の小さな三尊を意識している。
(もちろん高値付近のフォーメーションも意識するけど)
それが、サポートラインに迫ってきている小さな三尊、かつ、
高値と安値が下がってきている「崩れた三尊」なら、かなり注意深く見る。
(もちろんこれだけじゃ根拠は薄いので他の根拠も合わせる)
人によって見え方やサポレジラインの引き方が違うと思うけど例えばこんな感じで。
しかし、長年ショート目線でいたもので、
これが上昇の場合だと、逆三尊になるのかな?それが認識できない。
同じチャートを反転させて、逆さまにしたチャート。
長い間円安が進んでいるので、必然とクロス円は上昇トレンドが続いている。
他の通貨もあるけど、円はメジャー通貨の一つだし、チャンスも増えるし、ロングも検討した方がいいのかな、、、なんて思い、少しずつロングの目線慣れをしている最中。
ショート目線の時と同じ要領で考えたらこんな感じ?
うーん、ぱっと見ロングで入るの怖いな・・・と感じてしまう。
(もちろん他の根拠も探すけど)
自分なりに対策を考えた。
ショート目線 ⇒ 崩れた三尊 を意識。
ロング目線 ⇒ 崩れた逆三尊 を意識。
ではなく、
ロング目線 ⇒ のぼり三尊 を意識する事にしよう、と。
安値も高値も更新している三尊 という風に意識すればさっきより見やすい。
・・ん?
安値も高値も更新って、
「ダウじゃん!」
昔は、インジケーターがぁ・・・とか移動平均線がぁ・・・とか、
サイン的なものをメインとして、値動きを脇役にしていたけど、
値動きが最優先で、ダウ理論のすばらしさに少しずつ気づかされてる。
昔から色々と勉強して、言葉ではわかってたつもりでも、
理解がしっかり腹の中に落ちてないというか、まだまだ浅はかで、
自分が理解している部分なんぞ、氷山の一角であり砂漠に落ちた1滴の水だぁと感じる。
でもその中でも、気づきは得られるわけで、
例えるなら、
以前、スノボを友達に教えてもらった時、かかとブレーキでは止まれるのに、つま先ブレーキはなかなかできなかった。
「ヒザを~」とか「体重を~」とか言われても理解できず、何度も漫画みたいなコケ方を披露しながらも、一度成功すると、
「あ!こういう事ね!」と、身体で覚えた感覚があった。
コナン君の犯人が分かった時のあの「ぴきーん」みたいな(←マニアック)
そんな感じです(笑)
最近は、この感覚が起こる発見が楽しい。
それを求めて検証を繰り返す。
良き循環だ。
当たり前にへこむ事もあるけど、
浅いものを深いものにできるよう、チャートと向き合い続けます。